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STORY太鼓のお話


ダイワトーイの巴太鼓は慶応二年(1866年)創業の大阪の太鼓メーカーで職人の手により、一つ一つ丁寧に作られています。和太鼓の音色は古来から子供の虫封じによいなどと言われ、「お子様の出生祝い」には丈夫に育つ祈願もかねて、贈り物としても重宝されていました。今では太鼓を製造できる職人も少なくなり、国内でのメーカーも数社となりましたが、特に夏や秋の祭りシーズンには今でも欠かせないものとして、広く親しまれています。

巴太鼓の製法は昔ながらの器具を使って、今でも同じ工程で長い時間を掛けて大切に仕上げられています。ただ、本体の胴になる木は、昔では樹齢40~50年の直径40cmほどの原木を贅沢にくりぬく方法で作られていましたが、原木材料の高騰などから、比較的安価で生産しなければならない子供向けの「玩具」には使用できなくなりました。 現在では、板状の木を特殊な器具を使って曲げて行き、輪を作って太鼓の胴にしています。


太鼓の皮は牛革を使用し、晴天の日を選んで皮型を作り、良い音色が出るまで皮を張り、鋲を打って皮を止め、仕上げにニス・ラッカーを塗りこみ、皮に巴の柄を入れて完成です。



これだけの工程を経て完成する太鼓は、大切な日本の伝統玩具として、次の世代にも継承して行かなければならない「文化」ですが、今では製造する職人はもちろん、使用する材料も次第に手に入りにくくなっています。

付属しているバチも例外ではなく、現在作って頂いている職人の方も高齢となり、後継者もいない為、いずれは別の仕様のものに変更して行く必要が迫られています。

この様な環境の中で、少しでも巴太鼓の文化を長く継承していける環境づくりの為、我々は努力して行かなければならないと考えています。